予約をしたにも関わらず長い時間待ったけど、ちゃんと顔を見てお話出来たのはほんの数分だった。そんな経験はありませんか? この先生は本当に自分の事を分かってくれているのかな?これは私が患者側だった際に、不安だった気持ちです。
鍼灸院に血液検査をしたりレントゲン撮影をしたりする設備はありません。したがって患者さんのお話を聴かせてもらうのが非常に重要だと考えています。
初めての方とは実際の施術する時間と同じかそれ以上お話しする事が珍しくありません。
少しでも心の不安を減らせるように、また治療の糸口を見つけるために、お付き合いいただけるようご協力のほどお願いいたします。
当院が行っている「脉診流経絡治療」とは、東洋医学の4つの診断法をベースに身体全体の状態をとらえ、症状の根本原因を突き止める ことによって、その原因にはり・灸をほどこし症状の改善や消失をはかる治療法です。
東洋医学では、4つの診断法のどれが欠けても正しい診断にたどり着くことはできないのですが、当院の行う「脉診流経絡治療」では 4.切診の「問診」を特に重視しております。
ごく浅く、さりげない「はり」で身体の全体調整ができ、
また今後どのように症状がよくなっていくか知ることのできるはり治療
これが当院の「脉診流経絡治療」なのです。
50代 女性
元々、ストレートネックと言う頸椎の形に癖のある方で、慢性の肩こり持ちでした。最近になり手が痺れだし、整形外科では胸郭出口症候群と診断されて治療を受けるが改善せず当院に来院。お体を見せてもらうと確かに肩こりが原因での胸郭出口症候群の兆候が見られましたが、手の痺れ方が胸郭出口症候群の症状と違う印象がありました。よくお話を聞くとこの方は強い更年期障害で冷えのぼせがあり、手の痺れは胸郭出口症候群と更年期障害の両方を感じていたようでした。これが整形外科だけで上手く改善できなかった原因ではないかと考えました。
鍼灸施術の、特に経絡治療のメリットは胸郭出口症候群と更年期障害を分けて考えるのではなく、原因を同じくする一つの結果として一緒に改善を狙える事です。
40代 男性
1年以上前から左の腕を上げようとすると肩に痛みが出てしまう、と来院されました。腕は肩と平行に上げるくらいで精一杯。特に背中を掻くように後ろ手にしても、背中まで全く届きません。整形外科でのレントゲン検査でも異常なく、原因もこれと言って覚えもないし、どうして良いかも分からなくて困っているとの事です。 このような場合で大事なのは問診だと考えています。この方の場合、肩が痛む以前に右の坐骨神経痛になった事があると分かりました。右の下半身をかばうような癖をずっとしてきて、体のバランスを取るために知らず知らずに上半身は左側に負担をかけていたのではないかと考えました。
肩の施術に腰の施術を加える事で、徐々に快方に向かい、完治に至り喜んで下さりました。ずっと昔からある症状は何が原因で現れたのか、明確でない事もあります。しかし、鍼灸施術では体のバランスの崩れを捉えて整える事で、効果を期待できるケースが多いです。
60代 男性
脊柱管狭窄症と診断を受けた、間欠性跛行という症状になります。以前から健康のためにウォーキングの習慣があったそうですが、3年前のウォーキングの最中に突然歩けなくなり、それから10分以上歩くときは休憩が必要になりました。検査を受けたのですが、どうも診断に納得がいかなかったらしく自分でも体を鍛えたりしてどうにか治してやろうと、いろいろ試していたそうです。そんな時にご家族が当院で快方となり、ものは試しで鍼灸施術を受けてみようと来院されました。
脚を見てみると左右の長さが2㎝くらいの差があり、右脚が短くかなりずれていました。体の片側に負担をかける癖がある様子です。体の歪みがあると、骨格の矯正やカイロプラクティックの方が合うと考える方が多いですが、鍼灸施術でも体の歪みに変化を出すことが可能です。体の内側から変わっていくのか、外からの力を受けて変えられるかの違いだけと思います。その方にあった施術を選択するのが一番でしょう、鍼灸施術にはリスクが少ないというメリットがありますが。
脚のバランスを整える事と負担のかかっている筋肉を緩ませる事に注意をして施術を行い、4回目から1時間くらい歩けるようになり、次第に来院間隔を広げていき10回で完治とさせて頂きました。また数カ月に1度くらいでメンテナンスとして来院されています。
50代 女性
壁に手を突きながらの、突然の来院でした。朝起きて日課の体操をしていたら、急に腰が痛くなりまともに腰も伸ばせず歩くのもままならない状態。頼りにして頂けるのは本当に嬉しく思うのですが、その時はあいにく予約で別の患者さんの施術中で手が離せませんでした。とにかく早く何とかして欲しい、という状態ですので急性腰痛の応急処置をして手が空くまで待って頂き、施術を致しました。急性ではよくある腰仙関節捻挫という状態です。腰痛の知識のある方で、自分でも応急処置で患部を氷で冷やしていたようです。適切な処置ですが、それだけですぐに治らず、困って一番近所の当院に来たとの事でした。
痛みの激しい時に、さらに適切でない刺激を与えると治るどころか悪化する事もあります。当院の鍼灸施術は「刺さない」「熱くない」「痛くない」が特徴ですので、こういった状態でも安心して施術をすることが可能です。施術後は普通に腰を伸ばして歩いて帰られました。急性は慢性と比べて比較的早く良くなりますね、こちらもさせて頂けると気持ちが良くなります。
20代 女性
「アトピー性皮膚炎」という名前は現在では正式には使われていないです、馴染みのある名前ではあるのですが。患者さんの年齢層も幅広く、男性・女性も関係なく多くの方がお悩みをお持ちの現代病の代表と言えます。特に病歴が長いと治りにくい傾向があると感じます。
この方も幼少期からの症状で病歴が長く、昔は肘の内側や膝の裏側が痒かったのが今では全身に渡って、痒みと赤味が広がっているような状態です。長年、掻いているので皮膚が固くざらついています。夜中の就寝中に痒みを強く感じたり、寝汗を多くかく事もあったり、睡眠不足気味。
施術では春夏秋冬の季節ごとを一つの目安にし、1クールとして最低でも2クールの施術期間が必要だとご説明しています。スッと短期間で改善する場合もあるのですが、多くの方は症状に波があり再発します。この再発がやっかいで、以前よりも治りが悪くなる事が多いです。なので、1クールで良くなってももう1クールは施術を続ける必要があるとお話させて頂いています。
特に若い女性には深刻に考えてしまうことが多いです。完治に至る事が出来て、笑顔も多くなり人生が変わったと仰って下さり、こちらも非常に嬉しい症例でした。
小児男子
幼稚園の年長さんで来年は小学校に上がるが、両手両足を包帯で巻かれている状態でその事でいじめに遭わないか心配だと、お母さんに連れられてきました。首や両手両足は肌がボロボロで、特に肘や膝の裏は掻きむしって赤く何度も出血した様子でした。このような小さい子供に「掻くな」と言い聞かせる事は不可能です。
他にも特徴があったのが便です。便秘傾向があり、色は黒く、においもきつい便でした。アレルギー症状を持っている方に多いのが、消化器系の不調です。このお子さんの場合もそれに当てはまるので、「良い便が出るようになれば改善していきます。」とお伝えしました。
夏から治療を始めて、希望通りに春には完治に至りました。最初は週に1回の来院ペースで15回前後から改善が見られ、便の状態も良くなってからはペースを徐々に拡げていき、最終的には3週間に1度のペースで秋・冬と2クールを頑張って来院して頂きました。冬や春は悪化する事も多いですが乗り越える事が出来ました、保護者の方のご理解があってのことです。
包帯も取れて、ランドセルを見せに来てくれたのが嬉しい症例です。
8か月女児
便が3~4日に一度しか出ない。便が出る時に痛いのか、泣くのが辛そうでかわいそう。下痢症状も心配ですが、便が出ないというのも心配なものです。離乳食を始めた時期から起こる事が多い印象です。食事の内容・回数などを改めたり、ハイハイやつかまり立ちの運動量が増えたりすると、自然に改善する事があります。また施術するとやはりと言うか当然と言うか、子供と言うのはとても反応が早く、複雑な症状でなければすぐに効果が出るケースが多い印象です。
なので、お母さんは悩み過ぎないように、と指導させて頂く事が多いです。近年は情報が溢れている世の中で、それらに影響を受けてしまい過敏に捉えて、子育てに不安を抱き、情報と少しでも違うと自分の責任として自分を追い詰めるお母さんも少なからず。そういう意味でも、小児鍼の施術はお子さんだけでなくそのご家族を助ける、非常に有意義な面があると思います。
このお子さんの場合は2回の施術で、その後は毎日便が出るようになりました。確認のため1週間空けてのペースで数回施術をして完治としました。お子さんとそのご家族に貢献できて良かったです。
10か月男子
夜、泣いて起きる。抱っこしても腕の中で反り返るように動いて、落ち着いて寝かしても30分毎に起きてしまい、お母さんが疲れて参ってしまいそう。また、もうすぐ保育園に入園予定でお試し保育で説明会に行ったが、その時に他の子に叩くなど暴力を振るう、大声を上げるなどして、入園できるか心配とのことでした。
癇が強い子、という言い方を昔からしますね。髪の毛が逆立って眉間に青筋が浮いて出ている子供が多いと言われています。病名では小児神経症という名前が付くことがあります。子供が泣くのも愛しいものとも言いますが、お世話をする側としても、あまりに泣かれると辛いことがあります。健やかな成長のために、育児に対する負担をなるべく軽くするために、昔から現代まで癇の強い子には小児鍼、という選択が生き続けています。
当院の施術では大人であっても、非常に軽微な負担の少ない施術が中心になりますが、小児にあたってはより軽い鍼灸施術になります。もちろん、鍼やお灸のあとが残ることはありません。
施術ペースは最初に3~4回は比較的短めのペースで行い、段々と長めのペースにしていく事が多いです。このケースの場合もそうですが、症状が安定しているかの確認のために後半では3週間に1度の施術ペースになっています。それくらいでも夜泣きが出ないのを確認して、完治としました。
少し大きくなって保育園の帰りに当院の前を通ってくれて、バイバイと手を振ってくれたのがとても嬉しかったです。全然、こちらのことは覚えてないと思うのですけどね。
30代 女性
産婦人科ですでに不妊治療を始めている方でした。不妊治療を開始して1年が経ち、何度も体外受精するも妊娠に至らずで、また1か月後に体外受精をする予定なので、妊娠する確率を上げるために体調を整えたいとのことでご来院されました。近年は自然妊娠を希望される方より、産婦人科の不妊外来などの高度不妊治療と併用して、妊娠の確率を上げようと考えて鍼灸治療を希望される方が多くなったと思います。高齢出産になる前に産みたい、というニーズは多いですね。
鍼灸治療は、特に器質的な原因をお持ちでない、検査などを経て「妊娠するのに問題はないはずだけどなぜか妊娠しない」という方に特に有効ではないかと、当院では考えています。しかしながら、確実に良い結果を約束できるものでもありません。妊娠するための体作りのお手伝いをする、というのが不妊治療における当院のスタンスです。
このケースの場合では、原因はお仕事の環境にあるようでした。すごいストレスを抱えながらのお勤めでした。肩はカチカチに常に凝っていて、足は冷えてむくんでいる。なによりも「あー仕事行きたくないー」がため息とともに出すのが日常とのこと。しかしもちろん、仕事は簡単に辞められません。産婦人科の不妊治療を続けるのも、先立つものが必要です。原因が取り除かれないままの施術は、長い時間が要る場合がほとんどです。
そこで「次の体外受精をお考えのところ申し訳ありませんが、なかなかすぐに結果に結びつくのは難しいと思います。まずご自分でも感じられている、肩こりや足の冷えを改善してからと思って下さい。」と正直にお伝えしました。
結果的に初診から妊娠までに1年半かかりました。長いか短いかどう感じるかは個人で違うと思います。その期間の内でも数度体外受精にチャレンジしています。妊娠するかしないかという1点で評価すると、鍼灸治療は効果があった!とは必ずしも言い切れないでしょう。ただ徐々に肩こりが軽くなったり、冬場でも足の冷えをあまり感じなくなったり、という体の変化を感じ、妊娠に向けての体作りが進んでいると思えれば、よりポジティブに不妊治療と向き合えるのではないかと思います。
40代 女性
不妊症の治療を受けているとの事だったので、よくお話を聞くとすでに子供がいての2人目不妊とのことでした。何らかの理由で第二子が授かりにくいという、最近では珍しくないケースです。前の出産の時も不妊治療を行ったとのことでしたが、今回は何度も体外受精を試してもなかなか良い結果にならないので、鍼灸治療に頼ってみようかとお考えになったそうです。
年齢が高くなると、妊娠の確率は低くなる傾向になります。また出産の際のリスクも高くなります。医療が発展して安全性の高い出産が出来るようになったとは言え、お産は命がけです。それも踏まえて上で、最近採卵した凍結胚があと数個あるので、それを使い切るまで頑張りたいというお考えでした。
不妊治療の難しい問題の一つにゴールが見えない、という事があると思います。場合によっては体力的・時間的・経済的に負担を感じるケースは少なくありません。このケースではゴールが明確に決められていたのが、お引き受けする理由になりました。実際に施術が始まってからしばらくして「止めるタイミングって難しいです」とこぼされましたのが印象的でした。年齢的な要因以外にも、上のお子さんがいるのでお世話もあり、なかなか継続的に施術が出来ず体外受精の直前にだけの来院だったのも、難しいケースでした。途中で休憩する期間も挟み、施術を開始して3回目の体外受精で妊娠に至り、その後ご出産致しました。
40代女性
元々は肩こりを訴えていらっしゃったのですが、確認させて頂くと月経前症候群での肩こりであり、月経痛も伴う症状がありました。東洋医学的には瘀血という状態です。特に女性は月経と結びついて、体の中で血流が滞ってしまう事が多く、それに伴う様々な症状が起こりやすくあります。さらに職場の健康診断で、大きくなる様なら手術をすると言われている子宮筋腫があるという事でした。また、そういう状態ではあるのでこれから更年期障害も心配だとも。
月に2~3回の施術ペースで来院されて、差し当たってその都度の肩こりを軽くしていく事を繰り返している内に、毎月の月経が軽くなっていきました。お仕事もあるので、「これで肩こりが全くなくなる!」とは言えないのですが、ある年の職場の健康診断で子宮筋腫がほとんど見えないくらい小さくなったと報告して頂きました。肩こりの施術もしつつ、ずっと瘀血が流れる施術もしていたのが良かったのかなと思っています。体質改善には時間がかかりますが、辛抱強く施術を続けてもらえれば変化が見られることも少なくありません。
30代 女性
とても強い冷え症で、特に足の先がひどいけれども全身が寒くて仕方ない。夏でもヒートテックの下着を3枚重ねて着ている、とのことで足に触れるとこちらの手から熱を奪われるような感覚がありました。他にも強い肩こりや月経前症候群をお持ちで、またお仕事や小さなお子さんの育児のストレスもあり、疲労感に押しつぶされそうな印象だったように思います。
このような体質改善が必要な場合、またご希望される場合は、当院では最低2シーズンの継続した施術をお願いしています。例えば春に初めて来院されたなら、秋が終わるまでは続けて頂きたい。鍼灸施術が初めての方は、数回の施術でかなり体に変化が出る事が多いです。しかし、それで「もう大丈夫だ」と通院を止められると、また症状がぶり返してきます。特に体質改善では少し良くなり止めて、症状がぶり返してから施術を再開しても、改善が思わしくない場合がほとんどです。症状やその経過から、来院ペースをお伝えするようにしていますので、それを目安に油断しないように通院して頂ければ良いかと思います。
この方では、夏が始まる少し前から通院されて週に1度の来院ペースでした。まず夏でも悩んでいた職場の冷房による冷えを乗り越えられた!と喜んでいらっしゃると、ふと気付いた様子で。秋になり冬に近づくにつれ、季節に逆らうかのように冷えが気にならなくなっていました。冬にもこもこと重ね着しなくても良くなり、服が軽くなった!と。今では夏にヒートテックを着ることもありません。
30代 女性
妊娠30週目で母子ともに健康状態は良好。前回と前々回の検診で逆子の状態が続いていたので、お灸が良いよと産婦人科の看護師さんに教えてもらい、近隣の鍼灸専門院を探していたとの事でした。看護師さんナイスです。インターネットなんかで調べると、逆子のお灸、なんてのがすぐに見つかると思います。至陰というツボが有名ですね。当院では至陰も使いますが、まず全身のバランスから整える鍼灸をします。逆子も他の症状の方も同じです。また至陰の使い方、右を使うか左を使うか、どれくらい使うのか、などをその人その人に合わせて施術していきます。足の長さに左右差があるような、骨盤にクセのある偏りをお持ちの方も珍しくないです。
産婦人科で指導される逆子体操を併用しても良いでしょう。当院ではご自宅でお灸をしてもらうように指導しています。治療成績では7割前後の確率で改善しています。体が大きくて動く隙間がもうないなど、どうしてもひっくり返らない子もいます。不妊の施術でもそうですが、妊娠期や妊婦さんの施術は後日にお子さんに会える楽しみがあります。すごく励みになり、鍼灸師をしていて良かったという誇りを感じさせてくれます。
20代 女性
理由は分からないのですが、当院に突発性難聴の症状で来院される方は多いです。割と得意な施術と言えるかと思っています。ただ時間が経ち過ぎているのは難治で、施術は早ければ早い方が確実に良いと言えます。単純に耳が聞こえにくいだけでなく、耳閉感や耳鳴りを伴うものあります。すでに耳鼻科で検査を受けてられる方がほとんどで、特に異常が見当たらないけど症状が良くならないといった方が、困って鍼灸院を訪ねます。
そのような場合は、日常生活の習慣が原因になることがあるので問診でよくお話を聞きます。ストレスも大きな原因の一つです。別の方になりますが、恋人と大ゲンカした次の日から耳がおかしくなった、という方もいました。
ストレスを取り除くに越したことはないのですが、簡単に解決できないからストレスだと言うことです。結論としてはストレスに耐えうる体に変えるという事に尽きると思います。当院の施術方針の大前提で、体のバランスを整えて体の治す力を取り戻す、という考え方があらゆる症状に大事なのだと考えています。
症状の原因はもちろん生活背景なども含めて問診を致します。なんでこんな事も聞くのかな?というような、例えば首が痛くて来ているのにお通じは良く出ていますか?など、一見関係ないような事ですが、体の状態を把握するために必要になります。是非ご理解頂きご協力下さるようお願いします。治療効果に影響します。
またそこから得られた情報に基づいて、検査をして症状の原因を探っていきます。検査では東洋医学的な四診と言われる方法や、現代医学的な理学検査を総合的に行います。問診や検査で得られた患者さんの個人的な情報を、第三者が知ることはありません。
問診や検査で得られた情報を整理して、また当院での適応範囲かどうか、現在がどういう状態か、などをお伝えします。改めて、患者さんご自身がどういうお気持ちで症状に治療に臨まれるかを確認します。また可能な範囲での治療期間・治療ペースの提案をします。
初対面で初めて来る場所で多くの方は、ご自分の症状やこれから行うであろう施術に不安を持たれています。そんな中で緊張するな、と言うのも難しいですがなるべくリラックスして下さるとこちらも助かります。
施術前には施術しやすいように、着替えて頂きます。着替えはこちらでご用意していますが、ご持参される方もいますし、暑がりの男性では下着のままで施術を受ける方もいます。気になる際はご予約の時にご確認下さい。
当院は鍼灸施術専門院です。鍼灸は、「痛い」「熱い」「怖い」というイメージの方が多くいると思いますが、当院の鍼灸施術の特徴は「痛くない」「熱くない」「優しい」です。乳幼児から高齢の方まで幅広く来られます。あなたの鍼灸のマイナスイメージを変える自信があります。「はり」=「嫌」という考え方が何だったのかと思うでしょう。ただ症状の改善よりも、いわゆる「鍼の響き」を求めて来院される方には物足りなく感じます。そのような方はお申し出ください、対応させて頂きます。
気持ちが良かった、と言って頂けるのも十分に嬉しいのですが、それだけだと何が良くなったのか分からない事が多々あります。鍼灸は気持ちよかったけど、腰の痛みはあんまり変わってない、とかです。治療前後の確認が不十分だとそんな印象になります。もちろん、結果が出るのに時間が掛かる症状もありますが、なるべく体の変化をお伝えするように努めています。一通りの施術を終えた時に「残っている所はないですか?言わないと損ですよ~」と言う事があります。そんな時は遠慮なくお申し出下さい。
料金 1,000円
初診時または久しぶりの来院で検査が必要な時にいただきます。
全身のバランスを整えることで人間本来の「治す力」を引き出して症状を改善に導きます。
痛くない鍼と熱くないお灸が特徴です。
例えば肩や腰に直接鍼を刺さなくても症状に変化を出し、体の内側から改善する感じを体験することがあります。
今までの治療で良くならなかった方に来院いただいています。
もし「鍼灸は怖い」と思っていらっしゃるなら、そのお考えを 100% 変えられる自信があります。
そして当院は結果にこだわります。
料金は施術に必要なあらゆるものが含まれた料金です。
施術時間は患者さん各々で異なりますご了承ください。
施術時間が長引いたりテーピングをしたとしても、追加料金などはいただきません。
高齢者の方や学生の方は割引があります。
facebookでは症例の紹介をしています facebookから「なる鍼灸院」で検索下さい。
イイネかシェアでの割引もあります 限定クーポンのページをご確認下さい。
お得な回数券や定期券があります お尋ねください。
一般 | 3,800円 |
「痛くない鍼」「熱くない灸」で生きたツボを使い、自然治癒力を高めて体の内側から症状の改善を実践します。 肩こりや腰痛などの痛みだけでなく さまざまな症状に対応します。 ずっと抱えていた患者さんの悩みを、当院の施術を最後にして解消していただきたい、 |
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高齢者 | 2,800円 |
対象は75歳以上です。お申し出ください。 年齢のせい、と諦めてませんか?椅子から立ち上がる時に「よいしょ!」と言う、足がつんのめり転倒が怖い、 昔はもっと元気だった気がする、持病がたくさんある、ずっと同じ症状で少しずつ悪くなっている気がする。 以上のような方にご来院いただいています。 |
学生 | 2,800円 |
中学生から大学生が対象です。 スポーツでの怪我の後遺症、うつ、集中力の向上など、小学生でも 肩こり があります! 肩こりは万病の表れと言います。 一度、改めてお子様の肩を触ってみてください。 |
小学生以下 | 1,000円 |
小児鍼治療になります。 初検料はいただきません。 かんむし・夜泣き・夜尿症・アトピー性皮膚炎・発育の促進など また小児鍼はお子様のためだけではなく、子供が健康になることで、そのお母さんやご家庭を、引いては社会を助ける 大変、意義のあるものだと捉えて施術をしています。 |
基本施術と合わせて利用できます
当院では施術を受けたいけども、通院や移動が困難な方に訪問施術を行っています。
寝たきりに近い状態の方や体が不自由な方にこそ、強い刺激や体への負担の少ない施術である、当院の「痛くない鍼、熱くないお灸」がお役に立てるものと考えています。
また訪問施術では必要とされる方に、機能訓練のリハビリや筋力トレーニングも施術しています。訪問施術のスタッフは鍼灸師だけではなく、あんまマッサージ指圧師の免許を所持していますので、徒手施術でも安全で質の高い施術を提供しています。
患者さんのご自宅や、介護施設などの訪問実績があります。
※医師の同意の元、健康保険の適応が出来ます。料金など詳しくはお尋ね下さい。
また保険適応の場合は訪問にかかる交通費のご負担がありません。
掛かりつけ医のない方はご相談下さい。
当院の名称にあります「なる」という由来は、元気になる、良くなる、の「なる」から取ったものです。
ただ体の悩みを解消するだけでなく、例えば「元気になったら旅行に行きたい」
「良くなったらまだまだ仕事がしたい」
など、患者さんの前向きな希望や願望を実現する場所でありたいという思いを、「なる」という強い言葉に込めています。
なので当院では徹底的に結果に拘る施術を提供しています。
初めまして、なる鍼灸院の院長の甲斐と申します。
私は12年ほどですが、鍼灸整骨院や鍼灸院で経験を重ね、縁があって阿倍野区で
開業することになりました。
当院は、脉診流(みゃくしんりゅう)という東洋医学を基本として、様々な鍼灸治
療を行う鍼灸専門の治療院です。
「未病治」(病気になる前に治す)という東洋医学の言葉があります。
鍼灸治療は身体全体の経絡(気、血の流れる道)を調節し、生きたツボを使って
さまざまな疾患にも適応し、治癒能力の高い身体へと導く、刺激の少ない痛くない
治療です。「いつも体のどこかがおかしい」とか、「検査をしても異常が見つから
ないのに苦痛」、「鍼が怖い」、という方は当院までご相談ください。
院長 甲斐 典睦(かい のりちか)
駐車場はありません。当院から徒歩3分のところにコインパーキングがありますのでご利用ください。
百圓領事館さんの隣りです。ご不明な点はお気軽にお電話にてご連絡ください。
詳しくはお尋ねください。
治療についてのご相談はお気軽にお問い合わせ下さい。
ご予約も承っております。
TEL:06-6605-9130